A クラブメッドBORA BORA編

poto:陸 リコーCaplio R6
   海 カシオEXILIM EX-S600




以前からタヒチへ行くならクラブメッドと決めていました。なぜなら他のホテルの
ほとんどが食事が全くついていないにもかかわらず、オールインクルーシブルのメッド
と同じまたは高い料金だからです。アジアのビーチのようにホテルの外で気軽にリーズナブルな
食事をという環境でもなさそうなので、自然ホテルでの食事が多くなります。となると…。
 ただメッドはバリやプーケットなどアジアのビーチリゾートだと割高に感じます。
それにGOと呼ばれるスタッフやGMと呼ばれるお客さんたちがハイテンション
すぎるのでは?という不安もあってのんびり派の私達は利用したことがありませんでした。
 今回は二人目半額キャンペーンをしていたことが背中を押してくれました。
テンションは不安(ビーチでお昼寝していると起こされてゲームに参加させられるのでは?
とか私達のテンションでは雰囲気に水を差し迷惑をかけてしまうのかな?)でしたが、杞憂
に終わりました。あれこれ干渉せずにそっとしておいてくれ、食事も二人席が結構あり、
今までの旅行と同様に自分達のペースで過ごすことができました。
 
 日本人GOはレセプションのRIKAさんとコックのYASU君のみ。オプショナルツアー担当の
コリア系のそんちゃんは日本語がぺらぺらで、結局そんちゃんに一番お世話になりました。

 プレミアムオールインクルーシブルの体制をとっているので、食事・昼夕食時のビール
やワインはもとよりバーでのカクテル等の飲み物、ミネラルウォーター、全て無料です。
唯一有料のシャンペンは売れないのか、夕食時に入り口で勧めていたことも2度3度。
 GOのショーも無料ですが夜9:30分開始なので9:00には就寝していた私達は一回も見ず。
一度ぐらいみればよかったと少し反省。

【入村式】

 車からおりるとGO達がお出迎え。レストラン横のシアターでウェルカム・ドリンクをもらい、
歓迎式が始まります。各自の腕にオレンジ色の輪をはめてもらいます。これは帰国時に出発の
車に乗る前までずっとつけています。その後チェックインの説明、オプショナルツアーの紹介
&申し込み、部屋への案内となります。村長のフレッド(ダニエルカール似)はサホロにいたとか
で日本語がa littleできます。

【チェックイン】

 クレジットカードを担保にEZカード(ブティックでの買い物用)とデポジットカード(オプショナル
ツアー用)を作ります。「EZ」という綴りをみれば言いたいことがわかるかと案内の紙を
レセプションの女性に見せましたが、わからない様子。日本人以外には違う名前のカードなの?
奥に男性を呼びに行きその人が手続きしてくれました。この男性にはその後洗面所のお湯がでなく
なったときにもお世話になりました。

【食事】

朝食7:15〜10:30
昼食12:30〜14:00
夕食19:30〜21:00

 レストランは一つだけです。お味の方は時々ヒットはあるものの普通。ファミレス並。
イタリア人GMも結構いるのにパスタの味ももひとつ。カードに食材の名前しか書いていない
ものもあり、味がわかりかねるのでスプーンで少し取ったものを手のひらにのせて味見を
していると外国人GMに笑われてしまいました。

 昼夕食時には 各テーブルにミネラルウォーターの入った器とワインクーラーがセット
されています。夕食時はキャンドルがともされ、テーブルクロスが敷かれ、布のきちんと折られた
ナプキンにグレードアップします。一応喫煙・禁煙と分けているようですが仕切りがあるわけ
でもなくテキトーに座ってました。

 朝食はソーセージ、ベーコン、日替わりポテト料理、フランスパン数種類、フレンチ
トースト、クレープ、ジャム、フルーツ、ベーグル、ハム、チーズ、デザート等。市販のカップ
入りのヨーグルトはワイン庫に入っています。菓子パンではホール状に焼かれたケーキの形状の
チーズパンにグラニュー糖がかかったものとチョコチップの入ったものがお勧め。とはいっても
毎日だと正直飽きてきますが…。ジュース(オレンジ・マンゴー・グレープフルーツ・パイナップル)
は果汁100%でないのが残念。あとソフトドリンク、コーヒー。紅茶は…あったかな?卵料理は
目玉焼きを次々焼いてはお皿に乗せておいてありました。
 昼食はセルフのハンバーガーセット(?)が毎日ありました。バンズ、ハンバーグ、トマト
やオニオンのスライスとスライスチーズ、マヨネーズ、オーロラソースが用意されています。
サラダ用生野菜、フルーツ、日替わりのお料理数種類。
 夕食は毎日テーマがありルームクリーニングのときに翌日の予定を机の上においてくれます。
例えば9月22日は「Evening Dress Code:FUNKY DISCO」「 Restaurant Buffet:AROUND THE WORLD」
「Tonight Show:COCKTAIL+DJ PARTY」 でした。
 若き日本人コックYASU君はお寿司を握ったり、チヂミを焼いたり、生春巻きを作ったり。
かき揚を揚げつつそばをゆでている日もありました。いつも仕事中なのでこちらからは
声をかけず、2・3度あいさつを交わした程度です。。豚汁(豚肉多すぎ)やかき玉汁もありました。
海外では余り日本食を口にしない主義ですが、今回は作ってくれている人の顔がわかっている
のもあり(みんなYASU君が作ったものかどうかはわからないけれど)洋食に飽きたのもあり結構
食べてました。お刺身はわりとひんぱんに出現。とんかつが外国人には不人気だったのか意外。
 印象深いのはOCEANの日。生牡蠣あり、殻付き牡蠣グラタンありと牡蠣大好きのひろごんは
気持ち悪くなるほど食べてしまいました。郷土料理の日(名前は失念)はレストラン横に掘られた
大きな穴の中のバナナの葉で蒸し焼きにした子豚ちゃんや魚を見に行かされました。その料理は
いずこへ?となり口にできませんでしたが。
 洋食は日替わりメニューなのになぜか飽きてきちゃったんだな。帰国後もしばらく焼いた
お肉類は匂いすらもう結構という感じになっていました。

 スイーツは見た目は美しいもののどれも甘すぎるぅ。スィーツの激戦区北摂に住んでいる
私達にとっては厳しいものがありました。担当のおじさまはとってもいい人だったので
取らずにがっかりさせては申し訳ないと遠〜くから品定めしたりして。お勧めされちゃった
シューアイスのチョコレートがけはいけます。あとお昼のみ提供されるアイスクリームは
おいしいです。

 コックさんたちはサービス精神旺盛で片言の日本語でにこやかに話しかけてくれたりして
みんな感じのいい人ばっかりでした。

 私達の期待の「ヒナノビールっ!」ビールサーバーで自分で入れます。最初は泡ばっかりに
なってGOが飛んできましたが、ひろごんはだんだん上手になりました。

“ドレスコード”
 はだしと上衣なしは禁止で、夕食時は毎日テーマ(パレオ、ファンキー、オリエンタル等)
がありますが守らなくてもOK。昼食時も水着だけという人は見かけず、タンキニでよかった。

『バー』

 ミネラルウォーター(500mlor2L)をもらいに行ったり、夕食前にカクテルを楽しんだり
しました。カクテルなど普段口にしないのでメニューを指差して注文。日替わりで
いろいろ頼みました。夕食前はちょっとした乾きものや点心っぽいものなど軽い
おつまみがありました。生牡蠣の日もありました。

【部屋】

 2階建ての建物の2階で、同じ階段を登る部屋とはベランダはくっついていないのが
ちょっと凝った感じ。
混合するタイプ。アメニティはシャンプー、石鹸、ボディソープ、ボディローション、
かみそり、綿棒・綿球セット等。ベッドとクローゼットが背中合わせのが少し不便。
カーテンはロールアップタイプ。テレビは日本語放送はなく、CNNを見ていました。
照明が暗いので、最終日の片付けは日が高い内にしないと苦労するかも。

【出発】

03:15 ラゲッジアウト&朝食
03:45 出発
04:35 バイタベ発
05:50 ボラボラ空港発
07:45 パペーテ発
 
 案内では朝食なしでしたが、こんな時間にも関わらずフランスパンとヨーグルト、
ジュース、コーヒー等用意してくれました。そしてお見送りのGOもフレッド含め何名か
いました。感謝・感謝。車に乗る前に貝殻のネックレスとミネラルウォーターを一人
一つつづプレゼントされました。お水は結局飲めずパペーテの手荷物検査のときに
置いてきました。RIKAさんはバイタペ港まで同行。

 クラブメッド気に入ったなぁ。GOはサービス精神旺盛だし、自分達のペースで
楽しめるし。金銭面ではチップはいらないし、(小銭の用意って日本で準備でき
ないから空港でくずさなくちゃいけないと考えたりが意外と面倒くさいのよねぇ)
料金にミネラルウォーター代込みも結構とポイント高い。ブティックの買い物や
有料サービスを利用しなければ追加料金は全くなしだもの。
次はいつになるかわからないけれどモーリシャスで利用してみたい。




つぎへ

写真を見る

 シュノーケル旅行